集まれ～子育てクライマー！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙアラジンクライミング

妊婦顛末記

子育て顛末レポート!

育児休業をとっていたが、子どものかわいさに復帰のときタッチ＆ゴー退職！そんな平山越子さんが自分の妊娠中のクライミング他、どんなスポーツをしたかレポートしてくださいました。3年の育児休業がすべての会社に整えば、働き続けられるのにね！～byじゃすみん

妊婦顛末記

　ほかの方も書かれているように、子供がほしいと少しは思っていながらもいざ妊娠がわかったときは、まじか～～！！とショックのほうが大きかったように思います。
　今となっては子供とのラブラブ生活を送る中で、そんなこともすっかり忘れてしまいましたが、初期の妊婦さんてまったくきのうとは何にも変わらないのに、「妊娠」という事実だけで急にいろんなことができなくなったような気がして・・・。

　私の場合特につわりなどもなかったので、大事にしなさいなんていわれるとかえって苦痛だったのを思い出します。しかしおなかはみるみる大きくなり、超音波画像で胎児の姿を見るにつけ、だんだんといいものだと実感されていったようにも思います。

　妊娠中のスポーツですが、私の場合、クライミングは妊娠がわかった時点でいったんお休みし、安定期に入ってからチェストハーネス使用、トップロープ限定で再開しました。
　友人の中には変わらずに自分のグレードでそのまま継続している人もいますが、やはり気になってしまい、集中できないのですっぱりお休みしました。安定期に入ってからでかけた岩場も気晴らし程度でした。それでも当時は十分楽しめましたが。

　代わりに16週過ぎてからは水泳を始めました。始めは普通のプールで泳ぎ、産休に入ってからは専門のマタニティスイミングのスクールで出産前日まで泳いでいました。手加減しながらのクライミングよりは、全力を尽くして取り組めた水泳のほうが、ストレス解消になりました。またここで習った呼吸法は分娩時に大変役に立ちました。

　ほか、ハイキングにはよく出かけました。妊娠4ヶ月のときに残雪の谷川岳。5ヶ月で鳥海山・月山。越後の浅草岳。7ヶ月で尾瀬縦走。8ヶ月で九州・霧島連山縦走・・・。
　ぼけっと空気のよいところを歩くのはよいストレス解消でした。それほどカロリー消費にはつながっていないと思いますが。なぜか最後まで妊婦とばれずに？歩けました。まあ、普通こんなところに妊婦がいるとは思いません…。

　妊婦のつらいところは、体を大事にしなさいとか言われながら、体重をあまり増やしてもいけないところ。今までやっていたスポーツを休んで、しかも食べる量が変わらなかったら太って当然なんだけど、検診のたびに「あらー、一
ヶ月に1キロが目安よ。ちょっと増えすぎね」なんていわれるとツライツライ。
　健康な妊婦さんは、適度な運動を楽しみながら、体重をうまくコントロールしていくとよいのではと思います。

　出産後は・・・大変だけど楽しいことがいっぱい。妊婦生活も楽しんでください。

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